1日は24時間。それは誰でも共通なはずなのに。
「どうしてあの人は効率よく仕事がこなせるんだろう。」
「仕事きっちりこなして、いつ遊んでいるのだろう。ちゃんと寝ているのかな?」
「いつの間に資格試験勉強してたの?同じ時間まで仕事してたよね??」
そういう人近くに居ませんか?
そういう人は、ひょっとしたらこの本を読んでるかも。。。
本の紹介「神・時間術」樺沢紫苑著 大和書房
神・時間術 脳のパフォーマンスを最大まで引き出す [ 樺沢紫苑 ]
今回ご紹介する本は、「神・時間術」樺沢紫苑著 (大和書房)となります。
よくある「スキマ時間を利用して〜」系の本とは一線を画す内容となっているので、最後まで読んで参考になってもらえれば幸いです。
この本(記事)から学べること
上記4つが気になった方は、以下の記事を読むと概要がわかります。
それでも詳細が気になった際は、書店へ行ってお買い求めくださいませ。
全4回でお届けします。今回は「仕事術/生活習慣総括」についてお伝えします。
(前提)時間術の原則について
本書では、時間術を4つの原則として紹介しています。
第1原則 集中力を中心に時間を考える
神・時間術/樺沢紫苑
第2原則 集中力を「リセット」して時間を生み出す
第3法則 アメリカ式の仕事効率を手に入れる
第4法則 「自己投資」のために時間を使う
が、この記事では、前回と同様、各法則には直接触れずに、仕事術/生活習慣総括について解説していきたいと思います。
仕事術
第1回から第3回で解説してきた通り生活していくと、生活の質が上がってきていると思います。
第4回では、その上で更に仕事中の効率を上げ、なるべく残業せずに帰宅できるようにするための仕事術をご紹介します。
仕事術1:「フォーユー」仕事術
ASAP仕事術
本書では、相手の時間を大切に考え「相手がある仕事」=「後工程でお客様が待っている仕事」を最優先に行いなさい、と伝えています。
なぜならば、それが巡り巡って自分への信頼へつながり、さらに相手の行動も自分を信頼したもの(=自分のために最優先に仕事をしてくれる)になるからです。
そのため、最終的には自分の仕事時間の短縮にもつながるというわけです。
皆さんも
・締め切りギリギリに資料や商品を提出してくる相手
・締め切り前に時間にゆとりがある時に資料や商品を提出してくる相手
どちらの相手と次も一緒に仕事をしたいですか?
と考えれば納得いただけると思います。
30分前行動仕事術
また、打ち合わせや会議などの際は、約束の場所に”30分前”に到着することを推奨しています。
30分前に到着することで、30分無駄に過ごすことになる、と考えてしまいがちですがその30分で一仕事やってしまうのです。昨今ではノートパソコンさえ持ち運べば(場合によってはスマホでも)一仕事仕上げることが可能ですよね。
その上
- 相手に喜ばれる(自分のためにこんなに早く来てくれた)
- 相手のやってくる時間までに仕事を仕上げる必要があるため能率が上がる
と良いことずくめです。
時間厳守仕事術
更に自分が主催者の立場で、講演や大きな会議を行う際は数名遅れてくるお客様がいると分かっていても時間厳守で始めることを推奨しています。
数名の遅れてくるお客様のためにその他のお客様の貴重な時間を奪うことは、真の意味で相手の時間の尊重につながらないからです。
仕事術2:「今でしょ」仕事術
仕事をしていると、判断に迫られることがあると思います。また職位が上がるに従い次々と仕事がやってきます。そういった仕事を後回ししていくと仕事がオーバーフローして、精神的にも時間的にもしんどくなります。
では、どうすればよいのでしょうか。本書ではそれを6つに分けて解説してます。
- 2分以内で終わる仕事は受けたその場で終わらせる
- 判断を迫られたら30秒で決断する
- (判断材料不足や長考を必要とする案件の場合)「今判断しない(=未決)」ことを今、決断する
- (「未決」案件について)いつやるかを今、決断する
- お客様との次回のアポイントは、その場で決める
- 上記を行っているようなお客様との仕事を優先する。
この6つです。「なんで?」のところは本書を手に取って読んでいただければ幸いです。
私は自身が、色々と後回しにしがちな人間で判断を先延ばしにして色々と苦労した経験があったので上記を実践してよりよい仕事生活を行うように今取り組んでいるところです。
生活習慣総括
第1回から第4回までの時間術を総括した、”脳科学に基づく最高の1日”を本書では以下のようにスケジュールしています。
脳科学にもとづく最高の1日
神・時間術 / 樺沢紫苑
全部は難しいかもしれないけど、少しずつなら取り入れることができそう・・・
7時間睡眠も推奨されています。夜早く寝て、朝早く起きる、これだけで1日の生活が効率の良いものになります。ぜひ試してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本記事では、仕事術/生活習慣総括を簡潔にまとめてお伝えすることを意識しました。少しでも気になった場合は本をお手に取ってみていただくことをおすすめします。
本書の内容を少しずつ取り入れることでQOLを上げていければいいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。