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【レビュー】神・時間術(2)【意識してよく休み/よく集中する】

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レビュー
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1日は24時間。それは誰でも共通なはずなのに。
 「どうしてあの人は効率よく仕事がこなせるんだろう。」
 「仕事きっちりこなして、いつ遊んでいるのだろう。ちゃんと寝ているのかな?」

 「いつの間に資格試験勉強してたの?同じ時間まで仕事してたよね??」
そういう人近くに居ませんか?

そういう人は、ひょっとしたらこの本を読んでるかも。。。

・・・というわけで2回目の投稿になります。1回目はコチラ

本の紹介「神・時間術」樺沢紫苑著 大和書房


神・時間術 脳のパフォーマンスを最大まで引き出す [ 樺沢紫苑 ]

今回ご紹介する本は、「神・時間術」樺沢紫苑著 (大和書房)となります。
よくある「スキマ時間を利用して〜」系の本とは一線を画す内容となっているので、最後まで読んで参考になってもらえれば幸いです。

この本(記事)から学べること

  • 平日(仕事中)の効率的な時間の使い方(*休み時間含む)← 第1回目
  • 余暇(休日)の時間の使い方 / 集中力の高め方 ←今回
  • 朝活 / 夜活 ← 第3回目
  • 寝る前にやってはいけないこと/おすすめの生活習慣 ← 第4回目

上記4つが気になった方は、以下の記事を読むと概要がわかります。
それでも詳細が気になった際は、書店へ行ってお買い求めくださいませ。

全4回でお届けします。今回は「余暇(休日)の時間の使い方 / 集中力の高め方」についてお伝えします。

(前提)時間術の原則について

本書では、時間術を4つの原則として紹介しています。

第1原則 集中力を中心に時間を考える
第2原則 集中力を「リセット」して時間を生み出す
第3法則 アメリカ式の仕事効率を手に入れる
第4法則 「自己投資」のために時間を使う

神・時間術/樺沢紫苑

が、この記事では、前回と同様、各法則には直接触れずに、余暇(休日)の時間の使い方 / 集中力の高め方について解説していきたいと思います。

余暇(休日)の時間の使い方について

休日の遅寝遅起きはNG!

平日は、仕事で残業だったり、家事育児に追われて睡眠時間が短くなることがままあります。
そのため、休日はゆっくりと起きてのんびり過ごしたいものです。

ですが、本書では、”極力”控えるように言われています。

理由としては大きく2つ

  • 生活リズムが乱れることで、月曜日の憂鬱感が増える
  • 寝溜めをしても集中力は回復しない。

ことがあげられます。

そうは言っても多少はゆっくり寝かせてほしいな。。。

私もそう思います。著者も同様に考えられており、普段の起床時間+2時間以内であればギリギリOKとしているようです。

神・時間術的 最高の週末とは?

本書でお勧めしている最高の週末は

  • 普段となるべく変わらない起床時間・就寝時間で過ごす (「寝だめ禁止令」)
  • 平日と違う脳の領域を活性化させる行動を行う (「成長ホルモン回復術」)

と定義してます。

”平日と違う脳の領域を活性化する”とは?

簡単に言うと、
 ・仕事がデスクワーク中心な人
   → 日中に1時間程度の運動を行いましょう。
    自分に合った楽しい運動がおすすめです。
 ・仕事が工場ライン作業など肉体労働が中心の人
   → リラックスして読書などを行い、肉体を休ませつつ、
    別の脳エリア(運動野ではなく、言語野)を刺激するのがおすすめです。

医学的に「疲労」とは、筋肉や脳の同じ部位を反復させてかつ過剰に使うことによる疲れのことのようです。普段使うところの領域は使わず、逆に普段使わない領域を使うことでリフレッシュでき、かつ疲労が回復できる、というわけです。

そういう意味で、「美術鑑賞」や「映画鑑賞」もおすすめされています。
(普段のお仕事が美術や映画関係の方を除く)

集中力の高め方

15・45・90の法則

普通の人は、そんなに集中力が長く続きません。
そして深い集中ができる時間は15分程度とのことです。

それを踏まえて本書では、

  • 深い集中を要する作業(同時通訳や監視作業)・・・15分
  • 授業やパソコン作業・・・45分
  • サッカーなどのスポーツ&映画鑑賞etc・・・90分
    *ただし45分ごとに休憩を入れる前提

が集中できる時間ではないか、と唱えています。
ただしもちろん人によって異なりますし、本書での記載がない話として
最近では(リモートワークやブロガー業界で)ポモドーロタイマー・テクニックと称される25分を1セットとして25分ごとに5分ほど休憩をとる、その後また25分作業する、というものが提唱されていたりします。

自分にとってリズムに乗りやすい集中・休憩のリズムを見つけるのが良いと思います。

ちなみに私は、流行りに乗っかってポモドーロタイマー・テクニックを使って本記事を書いていたりします笑。

やってみると、メリハリが効いて良いのでおすすめです。

雑念排除法

仕事(勉強)に集中したいのに、あれやこれや気になることがあって全然集中できない!!
そんなこともままあります。この集中を阻害する要因を本書では4つに分類してます。

  1. 物による雑念
  2. 思考による雑念
  3. 人による雑念
  4. 通信による雑念

あるあるですね。この雑念を取り払う方法も本書ではしっかり解説してくれています。

物による雑念の排除法

言葉にするのは簡単、そして実行するのはなかなか大変なズバリ整理整頓を提唱されてます。
   1.視界に余計なものが入らないようにする。
   2.必要なものがすぐに取り出せる(10秒以内)ところに置いておく
     (置く場所を決めておく)
これはデスク周りはもちろん、PC内の作業フォルダについても同様です。

なかなか難しいですが時間を見つけて整理整頓が大事ですね。

思考による雑念の排除法

仕事を複数持っていたり、家族や友人のことで心配事があったりするとふとした時に思い出して仕事の妨げをすることもよくある話です。

そういった時の対処方についても本書で提唱しています。

気になることは全て紙に書く。そして書いて忘れる

これは私も実践していますが、すごく役に立ちました。おすすめです。

人による雑念の排除法

ヨシ!資料を作るぞ!!と意気込んでいる時に限って部下や上司からの声がかかります。
特に、仕事で職位が上がってくると部下や上司から声がかかる頻度が多くなり職場で集中力を発揮できない。なんてことよくある話です。

最近はリモートワークできるようになったから資料作成が必要な時は、自宅で集中して作業しているよ。

それができる方であれば、ぜひ活用してください。
そうでない方も”オフィスの会議室を予約して一人の時間を確保する。”、”絶対声を掛けるな”と周りに周知する、などして工夫して人による集中の阻害を防止しましょう。

私は、会議室に引きこもる派です。家だとどうしても家族と会話するタイミングができてしまうので。。。

通信による雑念の排除法

これは簡単。スマホを集中するときは別の場所に置いておく。もしくはサイレントモード(バイブもならない状態)にしておいて気にならない環境を作る。

スマホは時間食い虫です。SNSやニュースを一度見始めるとあっという間に時間が経ってしまうので集中して作業したい時は特に自分の周囲から排除しましょう。

制限時間仕事術

集中力を保って仕事する上でさらに生産性をあげるために必要とされているのが制限時間仕事術です。

やることはとっても簡単。

  • ストップウォッチで時間を決めてタスクに取り組む
  • 締切を決めて、その締切の後の時間に”自分にとって絶対ハズしたくない案件を入れる”

この2つです。
1つ目は、時間を決めることでそのタスクをやることがゲーム感覚になり、なんとかクリアしてやろう、と脳が活性化するため。
2つ目は、絶対避けたい状態(この場合はハズしたくない案件をキャンセルすること)を想像することで回避しようと脳内でノルアドレナリンが分泌されるため、効率が上がることを利用する。

*ノルアドレナリンの作用について

ノルアドレナリンが交感神経の情報伝達物質として放出されると、交感神経の活動が高まります。その結果、血圧が上昇したり心拍数が上がったりして、体を活動に適した状態にします。副腎髄質ホルモンとして放出されると、主に血圧上昇と基礎代謝率の増加をもたらします。

e-ヘルスネット

ただしノルアドレナリンは分泌させすぎると、パニック障害やうつ病を引き起こすとも言われているようですので、ご利用は計画的に。

私は、1つ目のストップウォッチでの制限を最近よく使ってます。
タスク開始時のスタートダッシュに有効な気がしてます。

まとめ

いかがだったでしょうか。
本記事を一言で言うと「メリハリ大事!!」という割と当たり前な一言に集約されてしまうのですが、
こんな時代だからこと、メリハリを持って仕事する。休む。を意識することが大事なのかもしれませんね。

今回の時間術の範囲については私も最近取り入れて生産性が上がったように感じた部分が多かったと思ってます。

それでは次回「 朝活 / 夜活 」でまたお伝えできれば、と思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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